本章ではTerasolunaブラックプロジェクトの新規手順を掲載します。
前提条件をして、以下の開発環境を想定します。①開発ツールをEclipseとし、バージョンはLunaとする。②JDKバージョンを1.7とする。③TomcatサーバをV7.0とする。
さぁ、Terasoluna For Javaのブラックプロジェクトを最初ダウンロードから、Eclipse開発環境でプロジェクト構築、そしてサーバにリリースまでの手順を入りましょう。
■手順1: TerasolunaフレムワークV2.0.5.2をダウンロード&解凍
・ダウンロードは公式サイト、またはsourceforge.jpからダウンロードしてください。
本記事は、後者のサイトからブラックプロジェクトをダウンロードします。
http://sourceforge.jp/projects/terasoluna/downloads/61221/terasoluna-server4jweb-blank_2.0.5.2.zip/
・ダウンロードしたTerasolunaプロジェクトを解凍し、適当なフォルダーに置いてください。
本記事は、Eclipseのworkspaceフォルダーに解凍とします。
・これで、Terasolunaフレムワーク付きのブラックプロジェクトのダウンロート&解凍ができました。
■手順2: プロジェクトをEclipseにインポートします。
・Eclipseメニュー【File】→【Import】→【General】→【Existing Projects into Workspace】
・解凍したTerasolunaのプロジェクトを選ぶ。
・これで、TerasolunaブラックプロジェクトをEclipseにインポートしました。
あれ?これで完了なのか?実はまだまだです。
下記の図で導入したプロジェクトでいくつかのエラーが出ていますね。
上記のエラーは、Terasolunaプロジェクト作成した当時のTomcat5.5やJDK1.6などのライブラリーを使ってたため、現在の開発環境に合わなくてエラー発生した。
なので、以下の3つの手順で、エラーを解消してください。
①.上記図での①でのServerを古いV5.5→新V7.0に切り替える
⇒プロジェクト右クリック「Properties」→「Java Build Path」→ライブラリTomcatV5.5削除し、最新TomcatV7.0を追加してください。(下図)
②.Project FacetのJavaバージョンをV1.5からV1.7に変更
③.RuntimesをV5.5からV7.0に変更。
上記の設定で「Apply」ボタンで反映へ。
反映後でEclipseの下部でエラーをすべき消えるはず。(下図)
・念のため、Java Compilerも1.5から1.7に設定変更してください。
以上で、Terasolunaプロジェクトを導入完了した。次はプロジェクトを配布し、ブラウザからアクセスする手順です。
■手順3: Serverを起動し、Terasolunaプロジェクトの配布
①Eclipseでプロジェクトを右クリック
→「Run As」→「Run On Server」でTomcatサーバを設定し、完了する。
これで、Tomcatサーバを起動する。
(port番号を既に他ソフトに使われている場合、サーバ起動エラーとなってしまう。この場合、他ソフトを閉じるか、Serverのport番号を変えてください。)
②【http://localhost:8080/terasoluna-spring-thin-blank】にアクセスしてみて、下記のページを示したら、Terasolunaプロジェクトインプット成功です。
■以上で、手順1~3まで作業で、Terasolunaブラックプロジェクトをダウンロードし、Eclipseに導入と、Tomcatサーバに実行ができました。
開発環境の構築はここまでですが、ただアプリケーションの元となるブラックプロジェクトです。
これを元にして、新規機能の追加開発をしていきましょう。
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zanmai @2016年03月31日
» ①②③④の順で設定できるはず。…