会社のサイトをリニューアル時、サーバのRAID構成問題が出てきました。
インターネットでいろいろを調べたところ、何となくわかりました。
まず、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks、または Redundant Arrays of Independent Disks、レイド)とはナニ?
答え:複数台のハードディスクを組み合わせることで仮想的な1台のハードディスクとして運用し冗長性を向上させる技術
次ましては、良く使われているいくつのRAID構成を図で解説します。
RAID0の解説:
簡単に言えば:最低2台ドライブの構成で、データを分散して読み書きし高速化したものである。
メリット:
・シーケンシャルアクセス速度が上がる。
※ドライブの台数を増えれば増えるほど速度が速くなる。
デメリット:
・冗長性が全くない。任意の一台ドライブ故障が発生したら、データが破壊する。
・ドライブ台数が増えれば増えるほど故障率も上がる。
私の理解:ただアクセス速度が上がるたけ、実際があまり使わない。
RAID1の解説:
簡単に言えば:最低2台ドライブの構成で、データを二重化で保存する。
メリット:
・冗長性がある。片方のドライブが死亡しても、データの復旧ができる。
・片方のドライブ壊れても、もう一方のドライブが正常に稼働しているため、性能も低下しない。
デメリット:
・RAID構成の中で唯一ディスクサイズの大容量化、高速化を目的としていない。
・RAID 1の全容量は、構成するドライブの中でもっとも小さな容量に決定される。
私の理解:データの冗長性を考えてたが、速度が考慮していない。
中小規模な会社社内のファイルサーバとして使えるが、ECサイトには使わないほうがいい。
RAID10の解説:
簡単に言えば:最低4台ドライブの構成で、冗長性を考えた上に、高速化した技術。
メリット:
・高速化(RAID0のメリットを持ち)
・冗長性がある。(RAID1のメリットを持ち)
デメリット:
・そのた
※RAID10 と RAID01の二種類構成がある。
※RAID 0+1:ストライプされた領域をミラーリング(RAID0したものを一個ドライブに仮想して、RAID1で構成する)
※RAID 1+0:ミラーセットをストライプ(RAID1したものを一個ドライブに仮想して、RAID0で構成する)
私の理解:データの冗長性を考えし、速度も考慮する。
ECサイトにも使える。
RAID5の解説:
簡単に言えば:最低3台ドライブの構成で、ブロック単位でのパリティ分散記録。
メリット:
・ドライブの台数が増えるほど高速化を見込める。
・耐故障も考慮する。
デメリット:
・読み出しは高速であるが書き込みは低速である。(データベースサーバでRAID5構成をやめましょう?)
私の理解:速度を考慮し、対故障を考えている。
※静的WEBサーバなら、相性がいいと思う。
RAID50の解説:
簡単に言えば:最低6台ドライブの構成で、RAID5で構成したものを一個ドライブに仮想して、RAID0を構成する。
メリット:
・読み書きの高速性を利点とするRAID 0を外側にすることで、書き込み速度の向上効果がより強く期待できる。
・ドライブ故障への耐性に優れる。
私の理解:対故障をさることながら、書き込みを高速化する。
※データベースサーバに一番相性がいいじゃないの?
以上、メモーを
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zanmai @2016年03月31日
» ①②③④の順で設定できるはず。…