2012年4月、中国百度と日本楽天が共同で設立したB2C(企業・消費者間取引)サイト「楽酷天」が2年ほどで閉鎖。楽天の創業者で最高経営責任者の三木谷浩史氏により、楽天は中国市場を諦めないとはっきり「必ず中国に再進出する」と述べ、世界トップレベルのインターネット企業に成長することを楽天の最終的な目標に掲げる。サイト閉鎖は、楽天がこの目標に向かって進む中で遭遇した一つの挫折に過ぎないという。
楽天が中国で失敗した主な原因は、日本の消費者と中国の消費者とでは商品やサイトのデザインに対する嗜好が異なり、楽天がこの問題を解決できなかったことにあるという。